コールから新製法ボード、POLYブランクス＋EPOXY樹脂ボード"POLY/EPOXY HYBRID"が登場！

現在のグラッシング技術の進化により、さらにハイレベルな新バージョンが登場。
その第一号サンプルボードが完成のお知らせ！



HPS　"POLY/EPOXY HYBRID"（ポリウレタンブランクス＋エポキシ樹脂/ ハイブリッド）
6'0"x 18-5/8"x 2-5/16" FUTURE スクアッシュテイル　(JR2レイル） $850　SOLD

一見、EPOXYラミネートの入ったEPS製のボード？に見えますが、実は違うんです。

なんと、このボードは従来のポリエスターボード（ポリウレタンブランクス）に
エポキシ樹脂でグラッシングするという新バージョン。

ポリウレタンブランクスにエポキシ樹脂という組み合わせは、
エポキシ樹脂の硬化速度、硬化温度の問題により、
製作は不可だったのですが、近年のエポキシ樹脂の調合技術などの進化により、
いままでの常識をくつがえす、このような組み合わせが可能に・・・！

これにより、EPSブランクスの弱点であったフォームのセルの大きさによる
見た目上の粗さが全くなくなり、
同時にポリエスター樹脂ではなしえなかった、
エポキシ樹脂の強度を獲得することに成功しています。

よりきめ細かいブランクスが下地となるので、
ピンラインなど、EPSブランクスでは不向きだった
エアブラシ系アートの仕上がりも今までのポリ製ブランクスと
同等のクオリティで仕上げることが可能になります。

価格はEPS製と同様で、通常ポリ製から120ドルアップのみ！


もちろん固体差はあるので、あくまで目安となりますが、強度と重量を比較してみると、

＜強度＞
【強い】　←　POLY/EPOXY HYBRID　=　XTR　＞　EPS　＞　通常ポリ製ボード　→　【弱い】


＜重量＞
【軽い】　←　EPS　＞　POLY/EPOXY HYBRID　=　XTR　＞　通常ポリ製ボード　　→　【重い】

という関係となります。



【リペアについて】

リペアについては、エポキシ樹脂のみで全て行えます。
（ポリエスター樹脂を使用することも可能です）

※ナキサーフでもPOLY/EPOXY HYBRIDのリペアに関して実験を行いましたが、
全てのキズに関して完全にエポキシ樹脂のみで大丈夫であることが確認されています。

ちなみに、おなじみのフォームと樹脂の相性を分かりやすくまとめると、

ポリエスターフォーム　x　ポリエスター樹脂　OK
ポリエスターフォーム　x　エポキシ樹脂　OK
EPSフォーム　x　ポリエスター樹脂　NO　（フォームが溶けました）
EPSフォーム x　エポキシ樹脂　OK
XTRフォーム　x　ポリエスター樹脂 NO　（フォームが溶けました）
XTRフォーム x　エポキシ樹脂 OK

そして、
硬化したエポキシ樹脂の上にポリエスター樹脂を落としても問題なし、
硬化したポリエスター樹脂の上にエポキシ樹脂を落としても問題なし、
という確認も取れていますので、こちらもぜひご参考ください。



そして、この記念すべき"POLY/EPOXY HYBRID"の第一号ボードは、
BLACK LABELにて製作してみました！

品質の良いブランクスの選定からはじまり、
デッキ、ボトムの巻きは、通常仕上げよりも若干軽く仕上がり、かつ強度も上がるという、
ワンランク上のSクロスを使用。
そしてコールのチョイスによる軽量フィンも付属するのが、
この"COLE'S BLACK LABEL SERIES XXX"

長く使用でき、見た目の美しさにもこだわった仕上げで、一歩違った高品質な仕上がりを求める方に大好評のシリーズ。

そして、
"POLY/EPOXY HYBRID"のスタートを記念して、
↑こちらのボードはブラックレーベル分（120ドル分）をフリーの850ドル
にて提供させていただきます！


現在、ストックとしてはこの１本のみですが、
もちろんカスタムオーダーでもご指定可能です。
ご注文、お問い合わせはショップメールまでお早めにどうぞ！



＜南カリフォルニア波情報＞

サンクレメンテ、王子邸前をチェック。


腿～腰、セットで胸サイズ。
朝から昼過ぎにかけてもグラッシーコンディション。
波はややつながり気味だが、ピーキーな波質で、
上手いサーファーはバレルもゲットしていました。